自分と感情
毎日の生活の中で、自分の感情を感じることってありますか?それを自分でキャッチしたことはありますか?
例えば、雨上がりに買い物へとでかけました。すると、外にでて5分もしないうちに、
車が横切り、水溜りの水はあなたへとかかってしまいました。
そんな時「もう〜べしょべしょじゃな〜い!これじゃあ、また家に戻って着替えしなくちゃだめじゃない!
もお〜ぷんぷん」など、何かしら文句の一つも感じるとします。
その時に、「ああ〜もう!」っていう気持ちを「けど・・どうして私はこのことで、こんなにイライラしちゃうんだろう・・」
な〜んてのんきに考えたことってありますか?
これが、感情をキャッチすること。
楽しいな・・悲しいなあ・・イライラしちゃうなあ・・怒ってしまったな・・おもしろいなあ・・などなどの
気持ちを感じたときに、くせのように「どうしてこう感じているのだろう?」
って自問自答してみるんです。すると、色々な考えが頭に浮かぶと思います。
例えば上の例でいうと、
「また家に帰るのが面倒だからかなあ・・」とか「せっかくのお気に入りの服がぬれちゃったからかな・・」とか
「なんであたしだけこんな目に今日はあうわけ!って感じかな〜」などなど。
この理由を考えることってとても大切なんですね。
日常で、自分の口から出てくる言葉って、本当に自由にたくさん出てきます。
その時に、言葉一つ一つを考えて話すよりは、勝手に言葉がいっぱいでてきて、それは無意識に
普通になっていると思うんですね。そういう人がたいはんといってもいいかもしれません。
私もそんな一人でした。自分のじゃべっていること、感じていることに、何も疑問もたず、特に考えたこともなく、
自動的にあたまに浮かんだ考えを言葉にしているだけ、感じた気持ちの状態で、物事は進行していました。
悲しいと思えば、悲しいよ〜って泣いて、友達に電話して、愚痴ったり・・(笑)
もしくは、ただ忘れようと出かけたり・・テレビを見たり、音楽を聴いたり・・
けれど、結局それでは感じたことはそのまま流れてしまって、感じたことの本当の「意味」が見えなくなってしまっているんですね。
「本当の意味」とは、「あなたの本当の気持ち」と等しくなります。イコールです。
自分のことって、自分では知ってるようで、実はなかなか見えていないものだったりします。
そんな自分再発見のための一つとして、これから感情を感じたら、その理由を自分の尋ねて見ませんか?
上の例でいうと、
「まだ家に帰るのが面倒だからかな〜けど、なんで家に帰るの面倒なんだろう・・・仕事で疲れているからかな・・足がだるいしなあ・・
何でそんなに仕事で疲れているんだろう・・仕事がつまらないからなあ・・・つまらないのにどうして仕事してるんだろう・・生活のためだし・・生活のためだけど・・
充実しないんだよなあ・・最近・・どうしてだろう・・私寂しいのかなあ・・寂しいかあ・・そういえば、ここのところ楽しいこと何もないなあ・・」
と、本当の気持ちとしては、「リフレッシュが必要」ということになります。
そう気がついたとしたら
「家に帰って、着替えして、ウィンドウショッピングがてら散歩もしちゃおうかな・・いつも通ったことの無いお店に行ってみよう」
と、前向きになりませんか?
そうしたら、水をかけられたことも、「ありがとう!今日はお出かけの気分になりました〜」って感謝の気持ちにすらならないでしょうか?
自分の感情をキャッチするのって、ちっとも難しいことではありません。
日常の小さいあなたの感情を、喜怒哀楽を感じたとき、本当の気持ちに気が着くことができたら、
もっと毎日がスムーズに運ぶようになります。
ハッピーハッピーにね。