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感情と自分 天使とお話

私の前世療法体験
私はその日札幌のセラピールームに行きました。
当時私はストレスでちょっとうつ病になっていました。
時間は午前11時ごろ。早速セラピストさんとちょっとお話。
(最初にメールでちょっとだけ自分の状況説明をして、予約を入れていました。)
緊張していた心と体が、彼女の声と雰囲気で溶けていく自分がいました。
30分ちょっと、用意された用紙に記述し、セラピストさんとのお話の中で、
何が悩みかもわからないけど、ふと私は「罪悪感」というテーマで
セッションをしていくことにしました。
そして、今回のセッションで気になること、
それから、椅子に横になり、暖かなお部屋と雰囲気の中
セラピストさんの言葉に従って、深呼吸・・・そして
過去世へと導いてもらいました。
私が見たもの。感じたもの。



最初に出てきたのは、石造りの大きなお城。
まるで映画のロードオブリングのようなお城です。場所はイギリスのような・・・
ヨーロッパは確かなものでした。
目の前に大きな木で出来たお城の扉を開けると、
小さな女の子が見えました。彼女の名前はレイナ。
4才から5才くらい。お城の中では、鉄兜をした騎士たちが訓練をしているようでした。
その中に、私の旦那様のそっくりな目をした男性が、その子をとても
可愛がっているようでした。お兄ちゃんのようにしたっていたようでした。
そこからお城に入ると、王様(レイナのお父さんであろうひと)は外出しており
赤い絨毯に沿って、石造りの階段を上り、中に入っていきます。すると
大きな寝室の扉が開いていました。
中年の女性、そこの皇女様であろう、レイナのお母さんが、大きなベットの横で
ベットに覆いかぶさるようにして、座り込んでいました。
近ずいてみると、お母さんの手には毒薬の薬のビン。
彼女の顔からは片方の目が抉り取られるように瞼からぶら下がっていました・・・

ここで私はなんとも悲しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。
しばらくセラピストさんも黙って泣かせてくださいました。




場面が変わり、レイナは20歳を過ぎた姿。
紫色のドレスをまとい、そこは墓地。
あるお墓の前にしゃがんでいました。
それは、お兄ちゃんのように慕っていた騎士の
お墓です。彼女は彼をとても愛していたようでした。
お墓に向かって、強く生きることを唱えていました。

場面が変わり、今度はレイナはおばあちゃんです。
レイナは紫色のドレスをまとい、大きなベットに横たわっています。
体はすっかりふくよかになっており、年齢はもう80歳と言った所。
その部屋には、娘夫婦が肩を寄せ合い泣いています。
ベットの脇には孫が一人座っていました。
レイナをじっと見つめています。

どうやら、このレイナは私のようでした。
私は、孫を見つめながら、死期を向かえていました。
ベットから空中に舞う自分がいます。
孫はその空中から空へ向かう私を、じーっと見つめていました。
その孫は男の子でしたが、彼もまた今の主人と同じ目をしていました。




場面が変わり、幼い女の子レイナが出てきました。
きれいな草原の小さな木のおうち。
まるでハイジに出てくるような。
その子は私でした。レイナは私だったのです。
レイナはお母さんを亡くしたことの悲しみと
自分がお母さんを救えなかった事をとてもとても
悲しく思っていました。罪悪感。
セラピストさんの誘導にしたがって、彼女に近づきます。
そして、泣いている彼女をそっと抱きしめてあげました。
すると、笑顔にもどったその子は 私に赤いキャンディをくれました。




場面が変わり、わたしのガーディアンスピリットであろう
人が現れました。白雪姫の魔女のような人。
その日、わたしはセラピストさんに 「ハイジのような心を持ちたい」と話していたので、
そのことをたずねてみました。
答えは「まだまだ時間がかかる」

それから、セラピストさんは今の主人を登場させてくれました。
彼は笑顔のまま、黙ってこちらに近づいてきます。
彼は贈り物をくれました。
小さな金の指輪でした
。たった一つだけ、真ん中に透明な石が入っている とてもシンプルなもの。

それから今飼っている猫が出てきました。
猫は「おれらなんて、食うか食われるかの世界で生きてるから
大変なんだよ」なんて励ましの言葉をくれました。

そうして、またゆっくり深呼吸。
セッションは終わりました。




その後の出来事で不思議だったことは、
当時結婚を2週間後に控えていました。
その指輪をこちらにきてから購入したのですが、とってもセッションで見たものと
似ているデザインの指輪がたまたま入ったお店にあったんです
そして、「罪悪感」というのは、以前の中絶によって出来たであろう
私のトラウマでした。中絶を3回も繰り返した20代。
生まれる事が私の都合で出来なかった小さな命に、
とても深い罪悪感と謝罪の気持ちでいっぱいだったんですね。
今セッションを受けて1年以上たちますが、
中絶に対する罪悪感は無くなりました
セッション後から悪夢も見なくなりました。



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